「ふれあい文化展」は、「障害のある方の作品展」と「福祉体験」を通じ、障害のあるなし関係なく、同じ地域に住む住民として互いに助け合えること、心のバリアフリーを中京区に広めることを目的にし開催しています。
中京区身体障害者団体連合会、中京区役所、中京区社会福祉協議会が連携して取組んできたもので、毎年午後からは中京区役所のロビーで、洛中小学校の4年生に、車いす・要約筆記・手話の体験、視覚障害と盲導犬についてのお話という４つの内容の「福祉体験」を行ってきました。子どもたちが学ぶ姿を、区役所にお越しの区民の方に見ていただくのも、「ふれあい文化展」が大切にしてきたことです。
2２回目の今回、新型コロナ感染症対策で「福祉体験」を広い場所で行うことになり、中京区役所のロビーから洛中小学校の体育館に会場変更しました。そこで、中京区社会福祉協議会では、ＺＯＯＭを使って洛中小学校の「福祉体験」を中京区役所のロビーに設置したスクリーンに生中継しました。通りかかった区民の方々、区役所の職員の方々が足を止めて見入ってくださり、子どもたちの様子がライブで伝わり「共感」が生まれたひとときでした。
