5月16日(日)、アガペー食堂さんにお邪魔しました。
開催場所の「韓国料理 内房」の厨房は定休日にも関わらず大賑わいです。
この日は事前に申し込みがあった約50食のお弁当を大勢のボランティアさんが厨房と飲食スペースに分かれ、消毒や換気などを徹底されながら準備されていました。
「子どもたちが喜んでくれるものを1週間前にスタッフで考えています。」とボランティアさん。
この日は唐揚げやプルコギなど、ご飯が進みそうなおかずやサムゲタン、野菜のナムルやフルーツなど、ボリューム満点な栄養バランスのある献立です。さらに寄付のお菓子もついており、子どもから大人まで、大満足な内容でなんとワンコイン!ボランティアさんの愛情もたっぷり詰まっています。
お弁当を取りに来られた一人ひとりに「お元気してますか?頑張ろうね。」とコロナ禍をみんなで乗り越えようとソーシャルディスタンスを取りながら明るくお声がけをされるボランティアさんに皆さんから笑顔がこぼれます。
ご家族の介護や寝たきりの方など、事情により取りに来られない方にはボランティアさんがお弁当を配達されています。「社会生活が制限される中、お弁当をきっかけに少しでもお話しして明るくなってもらえたら。」とボランティアさん。
アガペー食堂さんは子ども食堂としては今年の3月で2年を迎え、新型コロナウィルスの影響により、現在は予約者限定のテイクアウト形式ですが、緊急事態宣言が明ければまた店内での開催を予定されています。
地域のお子さん、発達障害や不登校、引きこもりのお子さん、中京区内のお一人暮らしの高齢者などが対象で、事前予約制で開催されています。
子ども食堂の他に学習支援、アロマセラピー、英会話教室など、老若男女が繋がり、交流ができる地域の場所として様々な取組を展開されています。
次回は6月20日(日)の予定です。