中京区社協では、居場所や支援機関のみなさんと一緒に「ゆっくりどうぞ会」という取り組みを始めました。
🌱ゆっくりどうぞ会とは🌱
・ほっこりスペース(カフェ)とどうぞスペース(生活支援物資配布)を同時に開催。
・開催時間内であれば申込み不要、出入り自由。
・どちらかだけの利用でも大丈夫。
孤立や困窮している人と、相談支援とは別の形でもっとゆるやかにつながれないかな?
中京区のいろんな事業所や居場所がつながるきっかけをつくれないかな?
そんな思いで、どうぞ会実行委員のみなさんと始めてみました。
7月に試行的に第1回を開催。
広報は区内の支援機関や支援のネットワークなど、クローズドな形で行いました。当日は20名ほどの参加があり、その中には地域で見かける「ちょっと気になる人」もおられました。気になるけど、なんて声をかければ良いか分からなかった方です。ゆっくりどうぞ会をきっかけに、挨拶やちょっとした雑談ができるようになり、区社協カフェや自宅付近の通いの場を紹介することもできました。
そして、11月4日に第2回を開催しました。
今回、7月の参加者には案内ハガキを送付してみました📮
ハガキを持参されたり、「案内ハガキが届いてうれしかったし、また行っていいんだ思った」と話される方もおられました。
また、7月の参加者に誘われてや、支援事業所の職員さんと利用者さんが一緒になど、口コミで参加された方も何人かおられました。
ほとんどの方が「こういう場所自体はじめて」と少し緊張されていました。でも、飲み物を飲んで同じ空間で過ごしていると、少しずつ会話が弾んでいきました。帰る頃には「また来ます」とおっしゃった方や、後日の教業ガーデンや区社協カフェに顔を出された方もおられました🌼☕
また今回は、アクワベース(@acwa_base)さんの協力で、ほっこりスペースの一角に洗濯物コーナーを設置👕🧺みなさん、不思議そうに近づいておられました🤔
洗濯物を畳むと洗剤をもらえるんですよ〜!とスタッフが言うと、たくさんの方がチャレンジされていました♪「一人暮らしなので、洗濯物をたたむのは普段やっていること。それでお礼をもらえるのはうれしい。おもしろいですね」との感想もありました✨
そして、どうぞスペースに設置したボードには、たくさんのメッセージが集まっていました✉️🌟
🌱今後のゆっくりどうぞ会🌱
1シーズンに1回、定期的に開催していく予定です。次回は春頃にできたら…と思っています。
・生活支援物資の確保
・情報の届け方
・ゆっくりどうぞ会につながった後のことなど…
まだまだ考えることはたくさんあります。参加者の声をキャッチしながら、1つずつ考えていきたいと思います。
【ゆっくりどうぞ会】
●主催 中京区社会福祉協議会 中京区地域支え合い活動創出コーディネーター
●共催 ゆっくりどうぞ会実行委員(HARETOKE、NPO法人Reframe、訪問看護ピアステーション、京都市ユースサービス協会)
●生活支援物資協力(第2回)
京都三条会商店街
ファミマフードドライブ
きょうとフードセンター
京都市社会福祉協議会
その他、個人の方からの寄附もありました